東京・練馬区の住宅街に運び込まれたのは太陽光発電用のパネル。重さは一枚20キロほどで、合計10枚で200キロに及ぶ。雨の中、次々とパネルを取り付けていく。更に作った電気を貯める蓄電器も設置。家主の桐原さんは太陽光パネル位を設置した理由に都の補助金が切れる頃合いだと思っていたと答えた。東京都の補助金の申請が3月末で締め切りとなるため駆け込み需要が起こっていた。数年前から太陽光発電の導入を考えていた桐原さんは、補助金があるうちにと決断した。費用は377万円で、そのうち234万円が東京都からの補助金で賄える。翌日太陽光発電がスタート。天候にはよるが10枚のパネルで4.6kWh発電。それを蓄電池に15kWhwを貯めることができる。一般的な4人家族の一日の電気使用料は12~16kWhなので、停電しても1日分の天気は賄える計算に。東京都の住宅向けの補助金はおよそ、1500億円だったが反響の大きさに、継続を検討している。住宅の設置は広がる一方だが、建物全体でみると、都内の太陽光発電の設置率は6%にとどまっていた。理由の一つが重さ。この荷重に耐えられない屋根の家や、工場は少なくはない。耐震性の問題で設置できない場合も。現在のパネルの多くは海外製で中国が8割を占めている。
そんな中で国の戦略として打ち出したのはペロブスカイト太陽電池。日本が生み出した、薄くて柔らかい黒いフィルム。重さは従来のシリコン型の10分の1ほどでどこにでも貼り付けられるという日本が誇る新技術。イラン情勢で、この夏の値上げが予想される電気代。太陽光は切り札化、エネルギー危機の今を考える。
そんな中で国の戦略として打ち出したのはペロブスカイト太陽電池。日本が生み出した、薄くて柔らかい黒いフィルム。重さは従来のシリコン型の10分の1ほどでどこにでも貼り付けられるという日本が誇る新技術。イラン情勢で、この夏の値上げが予想される電気代。太陽光は切り札化、エネルギー危機の今を考える。
