衆議院選挙の投票まであと4日。福井2区では、政治資金問題で自民党の公認をもらえなかった候補を含め5人が乱立している。福井2区には届け出順に共産党新人の小柳茂臣氏、無所属元職の山本拓氏、日本維新の会元職の斉木武志氏、立憲民主党新人の辻英之氏、無所属前職の高木毅氏が立候補している。衆議院議員を8期務め復興大臣や国会対策委員長などを歴任した高木氏。今回は、収支報告書の不記載で自民党の公認を得られず初めて無所属で立候補した。共産党の小柳氏は自民党の政治資金問題を批判している。さらに、年金の引き上げなど暮らし優先の政策を掲げる。元大学教授の立憲民主党辻氏。選挙戦初日には野田代表が応援に駆けつけた。辻氏は大学授業料無償化などの教育支援の充実を訴える。日本維新の会の斉木氏は衆議院議員を2期務め、去年4月からは福井県議会議員に。保守王国といわれる福井で3回目の当選を目指す。3年前まで自民党の衆議院議員だった山本氏は今回、無所属で立候補した。山本氏は安心安全の確保と強い経済の実現を訴えている。