高木美帆(31)が引退の意向を明かした。北海道に生まれ3人兄妹の末っ子として育った高木選手。5歳のときに兄の影響でスケートの世界へ入った。スケート以外にもヒップホップダンスやサッカーなど当時から運動神経抜群だった。高木選手が脚光を浴びたのが中学3年生のときにスピードスケート史上最年少で出場した2010年バンクーバー五輪。出場した1000mの結果は最下位。ほろ苦いデビューとなった。「海外選手に勝ちたい」と肉体強化に取り組み2018年、姉・菜那さんと姉妹で出場した平昌五輪では姉妹でチームでつかみとった金メダル。個人でも銀メダルと銅メダルを獲得し3つのメダルを獲得。その4年後、2022年の北京五輪では冬季五輪では日本選手史上最多となる4つのメダルを獲得。高木菜那との関係について高木美帆は「姉ちゃんは姉ちゃんでそれ以上でもそれ以下でもない。パシュートとかやるときに関しては私が引っ張る強い気持ちはあったけど妹として姉を頼る姿勢はずっとあった」などと述べた。菜那さんは選手同士であることで苦悩があったことも明かした。高木菜那は「美帆が金をとったときも心からうれしいと思えなかった。引退してよかった。やっと応援できると思った」などと述べた。高木美帆4度目となったミラノ・コルティナ五輪。日本女子選手最多メダル通算10個を獲得。このタイミングでの引退発表について「もし最後になるならば私のスケート人生の一区切りとなる瞬間をここまで応援してくださった皆さんとともに迎えたい。残りの期間も変わらずに、スケートに向き合い続け高みへ挑みにいきます」とコメント。今後について帰国後に公式に説明するとしている。世界オールラウンド選手権はスピードスケート最古の大会とされている。オールラウンド部門は500m、1500m、3000m、5000mの合計ポイント。優勝者はクイーンオブスケートと称えられる。高木選手は2018年日本選手として唯一総合優勝。
