12年前に分べん空白市町村となった岡山県高梁市。独自に始めたのが救急車を活用して妊婦を出産施設に搬送する取り組み。ママ・サポート119と呼ばれるこのシステムは市内の妊婦のほとんどが登録している。出産予定の病院が持病などをあらかじめ登録することで、救急隊員が妊婦の状況を把握し、緊急時などに必要な処置をしながら迅速に搬送するのが狙い。登録した妊婦は登録用紙はお守りだと話す。国の支援が十分に行き届かないなか既存の救急システムを活用し、妊婦の安全を守ろうとしている。
病院が自ら費用を負担し、宿泊施設を設置する取り組みも始まっている。去年4月、札幌市にある病院は遠方の妊婦のために2部屋を準備した。室内にはキッチンや洗濯機などを完備。料金は1泊2000円で子どもやパートナーと一緒に泊まることもできる。緊急時には医師や看護師が駆けつけることができる。今月から宿泊している女性は病院から車で1時間以上離れた場所に住んでいるため、予定日の2週間前から生活し出産に備えている。個々の病院の努力だけでは限界もあるため、国や自治体がこうした取り組みを主導してほしいとしている。
病院が自ら費用を負担し、宿泊施設を設置する取り組みも始まっている。去年4月、札幌市にある病院は遠方の妊婦のために2部屋を準備した。室内にはキッチンや洗濯機などを完備。料金は1泊2000円で子どもやパートナーと一緒に泊まることもできる。緊急時には医師や看護師が駆けつけることができる。今月から宿泊している女性は病院から車で1時間以上離れた場所に住んでいるため、予定日の2週間前から生活し出産に備えている。個々の病院の努力だけでは限界もあるため、国や自治体がこうした取り組みを主導してほしいとしている。
住所: 岡山県高梁市横町1693-1