4度目の五輪に挑む、スキージャンプの高梨沙羅。8年前の平昌五輪では自身初の銅メダルに輝いた。W杯男女を通し歴代最多の63勝と、日本ジャンプ界を牽引してきた。しかしこの2シーズンは表彰台から遠ざかっている。大きな壁となっているのがテレマークで、着地の際に両腕を開き両足を肩幅に広げ、膝を曲げた状態で前後に開く着地ポーズのこと。スキー・ジャンプでは飛距離点や飛型点などの合計スコアを争うが、おととしのルール改正でテレマークの減点幅が大きくなった。高梨のテレマークは両足が前後に開かず、ほぼ揃ってしまっている。飛距離が武器の高梨だが、テレマークの減点で5、6m分の点数が引かれてしまうこともあるという。高梨は課題を克服するため、筋力トレーニングでもテレマークの姿勢を意識。先週のワールドカップではその成果がみられ、テレマークを決めることができた。
