新型コロナの後遺症の一つで記憶障害などが起きる「ブレインフォグ」と呼ばれる症状について、横浜市立大学の研究グループが発症の仕組みを解明するための臨床研究を始めることになった。研究グループでは記憶や学習をする際に脳内で活発に働くAMPA受容体と呼ばれるタンパク質を可視化する独自の技術を持っており、ブレインフォグの症状を訴える30人についてAMPA受容体の分布などを計測し発症との関連を調べる。
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