「人材不足。原発の安全を守る現場でも」。福井県・高浜原子力発電所で行われた冷却ポンプを動かす試験。高浜原発を監視する福井県・高浜町内の事務所職員8人のうち30代は2人のみ。現場では毎年リタイアする人が増え、人が足りなくなるという声があがっていた。背景には福島第一原発の事故による意識の変化などがあると考えられる。国のプロジェクトで人材育成を担う近畿大学教授は「原子力を勉強した人だけでは足りず、それ以外の分野からもひきつけられる分野にならないといけない」などと話している。
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