- 出演者
- 土方康 田代杏子 増子有人 小林孝司 三條雅幸 坂下恵理 石橋亜紗 藤原陸遊 島田莉生 五十嵐椋 長瀬萌々子 戸崎悠斗 中山真羽
キャスターらによるオープニングの挨拶。
きょうの最高気温、現在の前橋の様子を伝えた。
- キーワード
- 前橋(群馬)
気象庁によると午前11時半までの最高気温は群馬・桐生市で39.8度などとすでに午前中から各地で危険な暑さとなっている。午後はさらに気温があがり、日中の最高気温は前橋で41度予想。埼玉・熊谷市で40℃と命に関わる危険な暑さが予想されている他、さいたま市、秩父などで39℃などと予想。熱中症の危険性が極めて高くなるとして熱中症警戒アラートが発表されている。熱中症に厳重な警戒が必要。今夜遅くにかけて関東は大気の状態が非常に不安定になり、局地的に激しい雨のおそれがある。
埼玉・白岡は明治時代から続く梨の産地でこの時期、主力品種の幸水の収穫が始まる。高齢化で梨農家が減少する中、3年前から栽培を始めたという農業法人では早朝から収穫に追われていた。収穫に当たる人たちは暑さ対策として服の中にファンで風を送り込む機能がついた作業服を着て、収穫を行っていた。農業法人によると天気の影響で小ぶりだが、平年並みの収穫量は見込めるとのこと。幸水の収穫は今月中旬ごろまで続く。
きょう開幕する「山形花笠まつり」はあさってまでの3日間にのべ147団体約1万人が踊り手として参加し、山形の夏を盛り上げる。連日猛暑が続く中、運営側は熱中症対策を進めている。国土交通省 東北地方整備局 山形河川国道事務所では路面の温度を下げるため、花笠パレードのコースの歩道約300mで雪を解かすため埋設されている管に試行的に地下水を流す取り組み。取り組みで路面の温度が5~10℃ほど下がること、国の調査で確認されている。これまでパレードのゴール付近に集中していた3つの救護所は1つの救護所をスタート地点近くの東北電力ネットワークに駐車場に分散など広範囲に設置し体調が悪くなった人に迅速に対応できるようにした。
山形県は全国一「 デラウェア」の生産地。置賜地域では盛んに生産。南陽市のJAの施設で品評会が開かれ、高畠町と南陽市の生産農家が栽培した「デラウェア」22点が出品された。自治体やJAの職員13人が色合いや粒の揃い方、傷がないかなどを審査した結果、高畠町の農家が生産した「デラウェア」が最優秀賞を獲得した。JA山形おきたまによるとことし冬の大雪で枝が折れるなどの被害。6月以降、気温が高く雨が少ない状況続く。実の水分が少なく・色づきが悪い影響で品評会の出品数も去年に比べ減少。
福井・下馬町にある白井清志さんの田んぼでは今年4月中旬に植えた県産の早場米の「ハナエチゼン」が収穫の時期。猛暑などの影響をできる限り避けるため、収穫を例年よりも数日早めたということだ。厳しい暑さや水不足の影響で粒が白く濁ったり、コメが割れる「胴割れ」が確認されたりした他、「未熟米」と呼ばれる緑色の小柄な粒も。ことしはコメの需要の高まりを受け、例年より5割ほど高い価格で県内外に出荷予定。暑さや水不足がコメの品質や収穫量にどの程度影響するか懸念。
島根県内では6月から雨の少ない状況が続き、尾原ダムでは放流量が制限されている他、安来市にある2つのダムで取水制限。雲南市はコメ農家などが渇水・高温対策を行った場合、補助金を出すことを決めた。補助金の対象となるのは先月1日以降、ポンプ・発電機の借り上げ経費、運転の燃料費、ポンプ・ホースなどの購入費、遮光シートの購入費など。集落営農組織・市認定の農業者・新規就農者は20万円、それ以外の個人農家は5万円を限度に2分の1以内を補助。申請は今月31日まで受付。
「人材不足。原発の安全を守る現場でも」。福井県・高浜原子力発電所で行われた冷却ポンプを動かす試験。高浜原発を監視する福井県・高浜町内の事務所職員8人のうち30代は2人のみ。現場では毎年リタイアする人が増え、人が足りなくなるという声があがっていた。背景には福島第一原発の事故による意識の変化などがあると考えられる。国のプロジェクトで人材育成を担う近畿大学教授は「原子力を勉強した人だけでは足りず、それ以外の分野からもひきつけられる分野にならないといけない」などと話している。
歌舞伎俳優の二代目・中村芝鶴が昭和5年頃に撮影した長崎市の国宝の唐寺・福済寺の外観などの41秒間の白黒動画が発見された。福済寺は約400年前に創建した唐寺で、幕末には坂本龍馬と勝海舟が宿泊したことでも知られ、昭和2年に国宝に指定された。しかし長崎への原爆投下による火災で焼失し、国宝としての指定も取り消され、今も復元されていない。動画に映っていた常夜灯は今もその姿を残している。この動画について専門家は「第一級資料」としている。
長崎県と佐賀県にまたがる多良岳ではオオキツネノカミソリが見頃を迎えている。オオキツネノカミソリはヒガンバナ科の多年草で、カミソリに似た細長い葉が枯れた後にオレンジ色の花が咲くのが特徴。多良岳では中腹にあたる諫早市高来町の金泉寺周辺の登山道に群生しているが、水神の池周辺でも楽しむことができる。
原民喜は広島で被爆した自身の体験を綴った小説「夏の花」を始め多くの詩や小説を残したが、1951年に45歳で自ら命を絶った。原は親族や友人に17通の遺書を書いていたことが知られているが、去年10月、実践女子大学が関係者から寄贈を受けた資料を調べたところ、佐藤春夫宛の遺書が含まれているのが見つかった。佐藤は作家としての原を見出した存在で、遺書には詩が添えられている。この詩は「碑銘」という題で発表され、広島の原爆ドームの前に建てられた碑に刻まれているものだという。
原爆で両親を亡くして「原爆孤児」となった山田寿美子さんが自らの体験を語る催しが開かれた。催しには約170人が参加した。参加者からは「私たちが証言者の方の力になる必要がある」などの声が上がった。
太平洋戦争末期、特攻に異議を唱えたとされる海軍の航空隊「芙蓉部隊」を題材にしたドキュメンタリードラマの制作が曽於市で始まった。このドラマは特攻をテーマにした作品を多く手がける松村克弥監督が芙蓉部隊の慰霊祭に参列し、歴史を語り継ぐ地元のメンバーと対話を重ねる中で制作が決まった。初日の昨日は制作クルーが曽於市大隅町にある大正2年から続く写真館を訪れ、当時4歳で隊員たちとの交流経験のある澤俊文さんにインタビューしていた。
徳島出身のアンジェラ・アキさん。国内外で活動を行う中で、11年ぶりの再スタートとなるライブツアー‐Eleven‐の場として選んだのも地元徳島だった。ライブでは「This Love」などを披露すると、心の準備ができてないかもと思いながらも、徳島からスタートできるならと当時の心境を振り返った。「手紙~拝啓 十五の君へ~」なども披露していて、ファンも笑顔を見せていた。アンジェラさんは11年ぶりのライブを終えて最初は緊張したけどふっと抜けて取り戻せた感じがあった、1人の人間としてすごく大きな成長を遂げて帰ってきた、同じ曲を違う人間が歌っている感覚もあったと振り返った。徳島からのスタートを選んだ理由については、万が一ミスがあっても許してくれる・何があっても見捨てないと思ったが、暖かさが届いたライブになったと振り返った。アンジェラさんは2019年にミュージカル音楽作家を志して渡米し、音楽理論を位置から学び直しミュージカル「この世界の片隅に」の音楽などを手掛けてきた。インタビューでは成功する肯定感よりも制作する喜びの方が強くなったと話していたが、ライブのトークでは活動休止中は他の人のための歌を積極的に作る反面自分のために作りたいと言う気持ちがあんまりわいてこなかった、生きることに精一杯だったからと思うと振り返った。このままだと死ぬかもと言う気持ちもあったといい、自分に優しくすることが重要と考えるようになったという。新曲「Pledge」は誓約という意味であり「少しずつ ありのままの自分を受け入れる」という歌詞もあるが、破れないほど強く自分を手放さないと約束したかったのだという。藤原陸遊さんは徳島で披露された時間は故郷とステージに帰ってきた喜びが感じられたと振り返るとともに、アンジェラさんは活動休止についてしてよかったと振り返っていたと紹介した。「Pledge」は「一人では抜け出せない厄介な迷路 苦しみが手を伸ばし導いてくれる」という歌詞もあり、苦しみと向き合って光を見出す経験がみられる。アンジェラさんのライブは今月10日の東京国際フォーラムが千秋楽となる。
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