高瀬さんは両親の墓を兄が墓守できなくなったことで墓じまいし、森林埋葬を行ったと話している。それは大阪・妙見山で、埋葬した場所も覚えているのだといい、妙見山の方角を向くことでいつでも拝めると話していた。森林埋葬は直接遺骨を土に埋めるものであり、リン酸カルシウムは草木の栄養になりやすい成分であることから森を育むことにもつながる。事業を行う小池さんは母から人も木が枯れるように自然に帰れるようにしてほしいとの話を聞いたことで自ら会社を立ち上げて森林埋葬を行っていた。日蓮宗霊場 能勢妙見山がこの試みに協力することで成り立ったのだという。