- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 駒村多恵 副島淳 小野文明 池田沙耶香 コカドケンタロウ（ロッチ） キムラ緑子
葬儀を巡っては変革が起きている。トラックが葬祭会館に変わり、どこでも葬儀・法事が可能という設備もあり、冷蔵庫やベッドも設置されることで寝泊まりが可能なのだという。墓を巡っても海洋散骨を選ぶ人は多くなっていると良い、墓石を子孫に継承することが子どもや親族の負担になるとの考えがあるという。
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個人や夫婦で入る樹木葬は従来の墓に比べて価格が安く供養や管理も施設が行うことで需要が拡大しているという。去年お墓を購入した人は半数近くが樹木葬を選んでいたという。その樹木葬も様々な種類があり、花や植木に囲まれて埋葬されるものもあるといい、家族で利用できるプランも広がっている。遺骨を紙の筒に入れて花壇に埋葬する花壇葬というものもあるという。
Q.花壇葬の仕掛けとは？ 青：プロジェクションマッピング 赤：音楽が流れる 緑；メッセージを書けるから選択。正解は緑：メッセージを書ける。
墓石には二次元コードも設置されていて、これをスマホに読み込むと専用のページに向かうことができ、メッセージを投稿することで友人とつながることができる。
小谷みどりさんと葬儀の新しい形について伝えていく。先祖からつづく従来の墓は約150万円であり、継承が求められるものの先祖と一緒に入るものとなる。一方で永代供養のプランも始まっている。納骨堂は室内にあるタイプが多く雨のときにも墓参りでき気軽なのが特徴。樹木葬は約60万円であり墓石の代わりが木になることで開放的なのが特徴となるが、コカドさんは子どもに負担にならないために気になっていると話した。海洋散骨は10～30万円という値段となっていて、自然といっしょになれるのが特徴で一部のみを散骨することもできるが、墓地以外の場所に埋めてはいけないという条例やガイドラインも存在しているので注意が必要。また、お墓のギモンやエピソードはFAXは03-3481-0099 、メールはホームページから。
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高瀬さんは両親の墓を兄が墓守できなくなったことで墓じまいし、森林埋葬を行ったと話している。それは大阪・妙見山で、埋葬した場所も覚えているのだといい、妙見山の方角を向くことでいつでも拝めると話していた。森林埋葬は直接遺骨を土に埋めるものであり、リン酸カルシウムは草木の栄養になりやすい成分であることから森を育むことにもつながる。事業を行う小池さんは母から人も木が枯れるように自然に帰れるようにしてほしいとの話を聞いたことで自ら会社を立ち上げて森林埋葬を行っていた。日蓮宗霊場 能勢妙見山がこの試みに協力することで成り立ったのだという。
森林埋葬についてキムラさんは森のためになるということに納得した、自分も役立てるのなら良いのではないかと話した。森林埋葬は料金が48万円でペットの埋葬も7万7000円で受け付けている。収益は能勢妙見山の森林管理にも使われるという。小谷さんは墓地以外の場所には遺骨を埋めてはいけないという法律が有る中、森が墓地の認可を知事から受けていることで可能な試みだと紹介した。また、ペットの骨は人骨ではないので特に法律は定められていないのだという。また、無縁墓の墓石は廃棄されてしまうのが現状であり、海外では遺体や遺骨を残さない方法はエコな試みとしても規制緩和が行われているという。
横浜市内のお寺・海蔵院ではレンタルの墓というサービスが始まっているのだという。見た目は普通の墓石と同じだが、使われる方に期間を決めて墓石を貸しているのだといい、レンタル帰還が終われば取り外して別の人の墓石に変えることができるのだという。人が亡くなられた時にいきなり散骨するのは寂しいとの話を受けて始めたサービスなのだといい、散骨すると骨はなくなってしまうことからこそすぐに踏み切れない人のための物となっている。レンタルの墓は10年で127万円で一般的な墓の約150万円に比べては安いものの、ロッカー式のレンタル墓は10年で67万円という。この試みは普通の墓が連絡が取れなくなると手続きが大変になるのに対し、レンタル墓は無縁墓となることがないのが良いことだという。
レンタルのお墓に関するトーク。小谷さんは「従来のお墓は子孫がずっと継承していく。レンタル墓だと期限が決まっているから、子供がいてもいなくても例えば20年借りて更新したい人だけするスタイルなので、後継ぎがいるかいないか考えなくて良い」などと話した。契約期間は10年で、契約終了時に追加の料金を払えば10年再延長することもできるという。
去年から始まったサービスでは、仮想空間で思い出の写真や動画を他の人と共有できて、PCやスマホからいつでもどこでも故人を偲ぶことができる。コカドさんは「ギリギリ理解できない。だいぶカジュアルですね」などと話した。お墓の機能は遺骨の安置場所と、残された方が亡くなった方と向き合う場所。この2つを分けて考えて、バーチャルの墓は残された方が死者と向き合う場所として考えれば良いという。親族が亡くなった場合、最大13の課で30以上の手続きが必要になるという。
東京都の北区役所では遺族の負担を軽減する窓口を設けた。「おくやみコーナー」では保険証や身体障害者手帳の返却など、複数の部署にまたがっていた手続きをここだけでできるようにした。相談者は予約した時間に来るだけという。事前に伝えられていた返却物を提出し、渡された書類をその場で記入する。おくやみコーナー担当の川口さんは「おくやみコーナーができる前は手続きを調べて自分でしないといけないし、ゴールがわからないところが負担。ワンストップでできるのは大きく負担軽減につながった」と話した。まずは死亡届を出していただくことが最も重要だという。
クイズ「死亡届の意外なルールは？」の答えは「居住地以外の役所」。
死亡届が提出可能な役所の条件は死亡者の居住地の他に、亡くなった方の本籍地の役所・死亡した場所の役所・届出人の住所地の役所となっている。小谷さんは「おくやみコーナーは素晴らしい取り組みだと思う。親が遠くに住んでいて日帰りで手続きしなければいけないのに30の手続きがあったら1日では済まない」などと話した。葬祭費の支給について、国民健康保険に加入する人や後期高齢者医療制度に加入する75歳以上の方に支給される。支給額は住んでいる地域によって変わり、東京23区の場合は最大で7万円となっている。
愛知県を中心に、終活サポートをするシオン就活支援協会の青木さんは、ある契約についての打ち合わせをしている。相談者は50代の女性。死後事務委任契約とは、自分の死後の手続きを第三者に依頼する契約。死亡直後の緊急対応や葬儀、電気ガスの解約など事務手続きを代行してもらう。この方は母親と夫に先立たれ、一人になったことでこの契約をするに至ったという。この女性は収骨なしという選択をした。青木さんによると、収骨なしという選択は増えているという。
収骨しないという選択ができるかどうかは地域によって異なる。条例で決められている自治体もあるため、近くの火葬場や自治体に確認する必要がある。小谷さんは「西日本では比較的遺骨を全部おいてくるということを認めている自治体もある」などと話した。
全国の気象情報を伝えた。
視聴者から届いたメッセージを紹介。きょうのゲスト・キムラ緑子さんの色々な声色のナレーションが大好きなどのメッセージが届いた。8時台はお墓について考えていくという。
全国の天気予報を伝えた。
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