高田延彦さんが向き合ってきた発作性心房細動。年間約500件の心房細動患者を手術しているという専門医は「心臓の右心房と左心房が通常は1分間に60回ぐらい動く。それが300回から600回バラバラに震えちゃう病気。脈が速くなって動悸を感じたり、意識を失う方も中にはいる」と指摘。心臓は心房と心室に分かれているが、心房細動は心房が異常を来たし、心臓本来の動きができなくなる病気。30代から加齢とともに発症リスクが高まる。辺見マリさん、三浦雄一郎さんも心房細動と診断され、手術を受けたことを公表している。また、心房細動は血栓ができやすくなるため、放置すると重大な疾患を招く恐れもある。日本心臓財団は早期発見の重要さを訴えている。これまでは薬による治療を行ってきたが手術を決意したという。高田さんが手術前に投稿した病室での一枚。手にはクマのぬいぐるみが。番組が高田さんのマネージャーを取材したところ、妻・向井亜紀さんが渡したものであることが分かった。ぬいぐるみには手術をした痕のような縫い目が。これまで妻の向井さんは子宮頸がんや腎臓がん・大腸がんを患い辛い手術を乗り越えてきた。クマのぬいぐるみは向井さんが手術の際には必ず病室の枕元に置いていたというお守りだった。ぬいぐるみの足には「nobody is perfect(完璧な人間なんていない)」との文字が。「病気をしても諦めるな」との願いが込められているという。手術は無事成功し、高田さんはきのう退院したことも報告。「どうか無理をせずに規則正しい生活リズムを心掛けながら、それでも不安が止まない時には、心臓アブレーション手術を受ける選択肢も解決法のひとつとして考えてみるのもいいかもしれません。弱冠62歳!まだまだ行くぜー」とコメントしている。