和歌山県の北東部に位置する高野山。唐で密教を学んだ弘法大師・空海が日本に広めたいと帰国し、西暦816年に開山した日本仏教を代表する聖地の1つ。高野山には世界遺産に登録された名所も多く、去年の外国人宿泊客数はおよそ9万3900人。来年のシューイチの発展を願って、MC・中山秀征、岩田アナと精神科医・名越康文(高野山大学客員教授)の高野山ツアー。高野山は、南海鉄道・極楽橋駅から出るケーブルカーで約5分で到着。高野山という山はなく、標高900m級の山々に囲まれた盆地一帯を高野山と呼ぶ。真言密教を信仰する117の寺院を有する宗教都市。前のりした中山と名越が、宿坊を体験。高野山には51の宿坊寺院がある。恵光院は、八代将軍徳川吉宗とゆかりのある寺院。スイートルーム月輪を紹介。プライベート庭園を備えており、高野山の厳かな雰囲気を一人占めできる。精進料理を紹介。実は高野山には振舞料理と呼ばれる僧侶の儀式などのあとに宴席料理を提供する伝統がある。大門をスタート。東にある空海が今もなおお祈りし続ける奥之院を目指して参拝するのが一般的なルート。世界遺産・壇上伽藍。空海が高野山を開山した際、最初に真言密教の修行の場を開いた重要な土地。