秋晴れのきょう、富山・黒部峡谷は絶好の紅葉日和となった。名物のトロッコ列車の車窓から、秋の風を感じながら見る紅葉の眺めはまた格別。オランダからの観光客も「ビューティフル」を連発。黒部峡谷の紅葉は先月1日はまだ緑一色だったが、1か月ほどで赤や黄色といった色づきが始まり、きのう辺りから見ごろとなった。11月もまもなく半ばを迎える中、全国各地の紅葉スポットが見ごろを迎えている。宮城県大崎市の鳴子温泉近くにある湖・潟沼は、透明度が高く水面に映る黄色の木々が見事。更に仙台市内の名所・定義山でも木々が色づき、紅葉の見ごろを迎えている。関東の紅葉スポット、栃木県日光市にはひと味違った楽しみ方がある。全長およそ140mの鬼怒楯岩大吊橋。歩行者専用のつり橋で、鬼怒川の急流に紅葉がマッチする名所として知られている。今年は異例の残暑の影響で色づきが遅れている。1週間後の11月半ばには、つり橋からより色づいた絶景の紅葉が望める見込み。観光協会によると、今年は色づきが遅い分、例年よりも長く紅葉を楽しむことができる。
住所: 栃木県日光市鬼怒川温泉大原