帝国データバンクの調査によると、来月値上げされる食品は2105品目となり、調味料が1445品目、酒類・飲料が206品目、菓子が196品目、加工食品が117品目などとなっている。原材料価格高騰に加え光熱費の上昇による生産コスト増加などが複合的に重なったことが理由だとされる。また国内外の天候不順による供給量の不安定化などもあり、値上げは今後も継続の可能性が高いとみられる。卵の高値も続いており、卸売価格の平均はMサイズ1キロあたり340円と5か月連続で300円を超えている。農林水産省は、去年の秋からことし初めにかけての鳥インフルエンザの影響が続いているためとしており、今後の価格については供給量回復にはまだ時間がかかるとみられ、需要の動向に左右されるのではないかとしている。