- 出演者
- 一橋忠之 片山美紀 片山美紀 安藤結衣
帝国データバンクの調査によると、来月値上げする食品が2105品目となることがわかった。前年比約5倍となっている。調味料が1445品目、酒類・飲料が206品目、菓子が196品目、加工食品が117品目となっている。原材料の価格高騰に加え、光熱費の上昇による生産コスト増加などが複合的に重なったことが理由。また卵の高値も続いており、今月東京地区で取り引きされた卵の卸売価格はMサイズ1キロあたり340円で、5か月連続で300円を超えた。農林水産省は去年秋から今年初めにかけての鳥インフルエンザの影響で卵の供給量回復に時間がかかっているためとしている。今後の価格については、供給量の回復にはまだ時間がかかるとみられ需要の動向に左右されるのではという。高値が続くコメは1か月前に随意契約の備蓄米の販売が始まったが手に入りにくい状況が続いている。都内に5店舗を展開するスーパーでは足立区の店舗で今月27日に販売を開始したところ2時間ほどで用意した50袋が売り切れたという。まだ備蓄米が入荷していないスーパーもあり、仲介会社から来月7日の週に納入できるかもしれないとの連絡があったという。宮城大学 大泉一貫名誉教授は、需給均衡あるいは過剰の可能性がある、7月に入ると3000円台半ばを目指して価格は下がっていくと考えていると話した。
オープニング映像。
今日の関東甲信は午前中から気温が上がり、日中の最高気温は前橋市と埼玉県熊谷市で37.1℃、茨城県古河市と埼玉県久喜市で36.9℃、栃木県佐野市で36.8℃などと各地で猛暑日となった。東京都心は33.2℃と今月13日目の真夏日となり、6月の真夏日の日数としては最多を更新した。東京消防庁によると、都内では午後3時までに32人が熱中症の疑いで救急搬送されたとのこと。明日の日中の最高気温は甲府市で36℃、さいたま市と前橋市で35℃の猛暑日が予想される他、東京都心と水戸市で33℃、横浜市・千葉市・宇都宮市で32℃と各地で厳しい暑さが続く見込み。山梨県には熱中症警戒アラートが発表されている。
神奈川県に住む90歳の多良美智子さんは10年前に長年連れ添った夫を亡くし今は1人団地で暮らしている。多良さんが毎日楽しみにしているのが動画投稿サイトを見ること。きっかけは外出しづらくなったコロナ禍にネットに繋がるスマートテレビを購入したことだった。趣味の動画を観ることは暮らしの一部になっている。そんな多良さんが習慣にしているのが動画の投稿。チャンネルを開設して5年余り、これまで90本以上の動画を投稿し登録者は17万人を超えている。動画の撮影や編集を担当するのは孫のあーす君。内容は料理や手芸など多良さんの何気ない日常を記録したもの。動画の投稿を始めたのは遠くに住む家族に自分の近況を知らせたかったからだが、7本目に投稿した動画で状況が一変する。多良さんの自宅に飾ってあった手作りの縫い物や水彩画などを紹介した動画が260万回以上再生されている。動画投稿をきっかけに昔の知り合い頭の交流も生まれた。
安藤結衣はお孫さんとの二人の関係にほっこりさせられると話した。
明日の関東地方の天気を伝えた。
今月始まったドラマ「ひとりでしにたい」。主人公は東京で働く39歳、独身生活を謳歌していたがキャリアウーマンだった叔母の死をきっかけに終活を始めより良く生きる方法を模索する物語。現実の東京では単身世帯が360万を超え、現役世代が7割を占める。夫婦と子ども2人の標準世帯が当たり前だった時代から社会や暮らしは大きく変化している。
羽中田真弓さん38歳は大好きなマンガやキャラクターグッズに囲まれた部屋で一人暮らしをしている。趣味はツーリングで、アルバイトで生計を立てながら自由な暮らしを楽しんでいる。不安は孤独死で、きっかけは30代の同僚が病気で倒れたことだった。そこで頼りにしたのが安否確認サービス。指定した頻度で届くLINEのメッセージにOKをタップすることで万が一の時に早期発見してもらうサービスで、タップを忘れると電話がかかってくる。電話をかけたのはこのサービスを無料で運営するNPO代表・紺野功さん。繋がらなかった場合は登録してもらっている親族などに電話をする。サービスを始めたきっかけは弟が一人で亡くなり一週間発見されなかったことだった。7年前に始めた安否確認サービスは現在全国で2万人余りが登録している。紺野さんは現役世代にとっても孤独死は身近になっていると感じている。3年前に登録した松本博文さん52歳。母親が16年前にがんで亡くなりうつ病になった。仕事を退職せざるを得ず親と社会とのつながりを同時に失った。孤独死への強い不安に苛まれていったという。不安な毎日を変えたのが安否確認サービスだった。3日に1回連絡が来るたびに気持ちが落ち着いていった。死と向き合ったことでひとりになる選択をした人もいる。ピアノ講師のあおいさん53歳はがんを患ったことをきっかけに夫と離れてひとりで暮らしている。不機嫌になると口を利かなくなる夫と長年ほとんど会話がない状態が続いていた。そうした中でがん治療中にも全ての家事を担い続けた。変わらない夫の態度に残りの人生は自分のために生きたいと思うようになった。気がかりだったのは一人の死後で、家族に迷惑をかけたくないと考えた。一人になる後押しをしたのは安否確認サービスだった。一人になり仕事に時間をかけることができ生徒数も増加した。食事は友人とテレビ電話するなど一人の生活を楽しんでいる。あおいさんは、24時間自分のために使おうと思ったら仕事が充実して人との関わりも増えたと話した。
きょうの首都圏ネットワークの内容について話した。
「NHKニュース7」の番組宣伝をした。ラインナップを映像に映した。