大阪関西万博まで50日を切った。前売り券販売枚数の目標は1400万枚。現在(19日時点)で売れているのが787万6174枚。万博のチケットをめぐりネット上で購入手続きがわかりづらいという指摘が相次いでいる。実際の購入の流れを紹介。購入方法に対してきょう石破総理大臣は「ご高齢の方々がスマホで買うのは難しいな。『行けへんで』ということになる」と懸念を示した。新たなチケットは当日券を会場の入場ゲート前で購入できる。パビリオンなど当日予約が可能。「簡単来場予約チケット(仮)」はスマホやパソコンでチケット販売サイトにアクセスし、来場日、入場時間、購入枚数などを選択して購入できる。万博IDの登録は必要ない。4月5月に来場した人は「通期パス」があり、大人3万円が2万4000円に価格を下げて購入できる。旅行アナリスト・鳥海高太朗さんは「大阪以外では機運が上がっていないように感じる最大の理由は、パビリオンの中身が全く分からないから」、当日券の導入については「至近距離にUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)があり、USJに行ったついでに万博にも行ってみようと思った時に気軽に入れるのは便利」と話す。