東京・多摩地域を走るJR青梅線。青梅駅と奥多摩駅間は都内にいながら自然豊かなアクティビティーが楽しめるスポットとして親しまれているが。一方、地域の過疎化や高齢化も進んでいる。こうした地域を活性化させるための新拠点として注目されているのが駅員のいない無人駅。無人駅の駅舎や空き家を利用し沿線をまるごとホテル化するというプロジェクト。JR東日本とベンチャー企業がタッグを組んだ。その第一弾が鳩ノ巣駅周辺。無人駅だが将来的にはホテルのフロントに。駅から少し行くと築100年以上という古民家を改修していて4月にはレストランとサウナになるという施設。そして、年末には宿泊施設がオープン予定で新たな雇用も創出されるという。一方で、無人駅を活性化させるため、静岡県大井川鉄道「神尾駅」をタヌキ駅化させようとする動きも。