岩手大学の村元教授が鶏むね肉×牛乳を化学的に調べてみることに。タンブリング後の鶏むね肉の液体吸収量は水と比べて5倍以上という驚きの結果が出た。村元教授の理論によると、牛乳の中に含まれる脂肪球(アブラ)とカゼイン(タンパク質)の2つはマイナスの電気を持っている。タンブリングをすると、毛細管現象によって牛乳が筋繊維の間に染み込む。すると、脂肪球とカゼインのマイナス同士が反発し合い、狭い空間を押し広げていく。これにより、牛乳がたくさん入る隙間が生まれるという。
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