昭和世代からすると水族館で一度は見たことがあるラッコだが令和世代はラッコを生で見られていない世代だという。ラッコが日本に初めて輸入されたのは1982年で2年後には日本初のラッコの赤ちゃんが誕生し、最盛期には122頭まで増え全国28の水族館などで見ることができた。特に三重の鳥羽水族館では年間200万人を超える来場者を記録するなどそのブームはすさまじく、ラッコが主役のドキュメンタリー映画も制作された。さらにロッテは「ラッコの親子」というスナック菓子を販売。またこの5か月前にはコアラブームで「コアラのマーチ」を販売していた。そんなラッコだが野生の生息数が減少し、1998年には事実上輸入不可になり繁殖の難しさもあってどんどん数が減り現在日本にいるのはたったの2頭で鳥羽水族館でしか見られなくなっている。
住所: 山形県鶴岡市今泉宇大久保656
URL: http://www.shonai.ne.jp/kamo/
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