東京・町田市の鶴川駅付近には旧白洲邸 武相荘がある。実業家であり吉田茂総理の側近としてGHQとの交渉を行うなどした白洲次郎と、妻で随筆家の白洲正子の邸宅であり現在はミュージアムとレストランを兼ね備えている。古民家ブームもあり若い世代も多く足を運び賑がみられる。白洲次郎の愛車と同じ「ペイジSix-38」が展示されている様子も見られ、レストラン&カフェ 武相荘は開放感のある作りが特徴。茅葺き屋根のミュージアムは土足厳禁となっていて、日本の家屋の良さと洋風のデザインを調和させた作りが特徴。サンフランシスコ条約の受諾演説原稿の複製も展示されているが、こちらは日本の威厳を保つために白洲次郎が日本語に作り直したことで30mを超える長さになったのだという。
住所: 東京都町田市能ヶ谷1-6-3