- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ たけうちほのか 笠井信輔
オープニング映像。
東京の盲腸と呼ばれる多摩の渋谷「町田」に出没!西東京屈指の商業都市、町田。去年この町の名を日本中に轟かせたのがFC町田ゼルビアの快進撃。全国的有名店の本店も実は町田。白洲次郎と白洲正子の終の住処もある。
町田 BEST20の20位は、子どもにやさしいまち。日本ユニセフ協会から子どもにやさしいまちづくり事業実践自治体に承認されている。町田市は0歳から4歳時における転入超過数が全国1位。市内には子どもセンターつるっこなど大型児童館が5つあり、児童館では定期的にイベントも開催。つるっこホットフェスでは、手作り迷路など楽しい催し物がいっぱい。イベントを全て企画しているのが子ども委員会の小学3年生から18歳までの子どもたち。しぜんの国保育園では、約1000坪の敷地内で伸び伸び過ごす子どもたち。この日は今後やりたいことを話し合っていた。園長の齋藤美和さんは、大人の型に入れるのではなく、子どもの面白さや思いがけないこととかを大切にする保育だと語った。
町田 BEST20の19位は、純情喫茶スガハラ。異世界に迷いこんだようなミステリアスな空間が広がる。店の名物はクリームソーダで、その数は108種類。1番は青空。106番はそれと便座カバー。そして、超ミニサイズのクリームソーダはぬいぐるみ用クリームソーダ。ぬいぐるみと記念撮影が定番。更に平日ならオーダーメイドクリームソーダもあるということで、マスターの菅原翔さんに町田の街をイメージしたクリームソーダをオーダーしたら、愛と混沌の街 町田タウンが出来た。
町田 BEST20の18位は、まちだシルクメロン。まちだテクノパークにある大浩研熱は、エアーノズルのメーカー。代表取締役社長の松浦真さんに案内された先にはビニールハウスでメロンを育てているという。まちだシルク農園は、大浩研熱を中心に町田市内外の10社がメロンを共同開発している。これまで難しいとされてきたメロンの水耕栽培に見事成功した。液の淀みが生じないため根が健康に育つ。メロン栽培の常識を覆した町田の新名物。街にはこのメロンを使ったスイーツがたくさん。パティスリーファンのまちだクリスタルメロンは、メロンピューレを煮詰めて固めたゼリー。玉川虎屋 金井店では、まちだシルクメロン どら焼パンケーキを販売。
町田 BEST20の17位は、いくどん。創業者である会長の渋谷育男さんは「うちで修行して私が認めた人間に分家させる それ以外はやってません」と語った。煮込み屋 いくどんはオープンしてまだ5か月。店長の山崎亮さんは、元々いくどんの支店を渋谷でやっていた、町田に帰って来たいな、町田のほうが地域密着熱い街、もう出ないです!もう出ない、と話していた。
町田 BEST20の16位は、神奈川県じゃありません!!町田在住の人は、神奈川県町田市で郵便物が届きます、取材もFMヨコハマがきたり、東京ウォーカーじゃなくて横浜ウォーカーが来たりと話す。とはいうものの「神奈川中央交通が走ってますからね」という人も。町田市は明治の始めは神奈川県だった。その後多摩地域ごと、東京府に移管された。
笠井信輔とたけうちほのかは町田で育ったという。たけうちほのかは、町田はオシャレで第二の渋谷なんで、と主張。笠井信輔は、子ども時代にズームイン!!朝!で徳光さんが、次の中継は神奈川県町田市です、と言ったのに家族全員で東京だよ!と突っ込んだと話した。山田五郎は、2000年代になると109MACHIDAが出来て小田急沿線なのに東急が入ってくるのは小田急沿線では珍しいと話した。
町田 BEST20の15位は、リッチなカレーの店 アサノ。78年の歴史を数える町田仲見世商店街で毎日行列を作るのがアサノ。市民が選ぶ私の好きなお店大賞でグランプリに輝いた。名物は、リッチなカツカレー。現在店に立つのは二代目と洋食店で修行した三代目。養殖の技術の粋が詰まったオムレツは平日夜だけの数量限定メニュー。
町田 BEST20の13位は、地中海料理コシード。先代の故 田中正明さんが腕をふるっていた。現在は息子の田中勲さんが店を受け継いでいる。魚介パエリアなど本格スペイン料理が気軽に味わえるお店。青学駅伝チームのお気に入りは、特選和風ガーリック牛ステーキ。店一番のおすすめがブイヤベース。お店ではごはんで食べるのをおすすめしているという。
町田 BEST20の12位は、町田市立国際版画美術館。約3万点の版画作品を収蔵していて、3月9日まで、『月映』とその時代 -1910年代日本の創作版画-を開催中。
町田 BEST20の11位は、マンモス団地。ベッドタウンとして発展した町田市にも大規模な団地が13カ所あり、町田らしい風景の一つになっている。町田で最大の団地が町田山崎団地。118棟4225戸を数える。2020年6月にリニューアルオープンしたぐりーんハウスは、駄菓子屋さん。後継者に恵まれず6年前に閉店する予定だったが、この団地で育った除村千春さんは「駄菓子屋さんという第三の居場所を残してあげたいという想いから引き継ぐことを決めました」と話した。さらに日替わりのシェアキッチンを設置。店舗を持たない方のチャレンジショップとしても活用されている。井ノ原も団地だったといい、未だに団地のグループラインもあるし、と話していた。
10位は岡直三郎商店。大正8年に町田へ移転しかつては駅のホームに醤油の香りが漂っていた。創業時から製法はそのままで1年から2年かけじっくり熟成し、濃厚でキレのある味わいに仕上げる。伝統の醤油を楽しんでもらうため醤油料理の店も開いた。ブレンドした数種類の醤油に生クリームや牛乳を合わせた焦がし醤油フォンデュが名物となっている。
9位はラーメン激戦区。町田山崎団地の近くにある「RA-MEN 3SO」。ジャンルは「3SO」にちなんで味噌ラーメンである。3種の味噌と野菜ペーストをブレンドしておりとろみのあるスープに仕上げている。そこにもっちりとした中太麺がよく絡む。変わって町田駅前にある「しおらーめん進化」。 6種の塩をブレンドした透き通ったスープに定評があるしおらーめんの有名店である。そして2024年7月にオープンした「らぁめん信」。店主はソルトコーディネーターの資格を持っているという。その日のスープの仕上がりに合わせて塩の種類や配合を変え、塩ストックは300種類以上となっている。
「出没!アド街ック天国」の次回以降の宣伝をした。次回は東京にある温泉の街めぐり。8日は日本橋小伝馬町に出没予定。
8位は柿島屋。日本が開国し、絹製品を輸出するため産地の八王子から横浜港へ運ぶルートとなった絹の道。町田はその中継地点として栄えた。その絹の道沿いで馬の仲介業者として明治17年に創業し、やがて旅人に馬肉料理を出す店となった「柿島屋」。創業以来変わらないのが味噌ベースの肉なべである。肉は硬くならないよう一旦野菜の上に乗せ、しゃぶしゃぶしたあと溶き卵に入れて楽しむのがこちらの流儀である。締めには甘辛いだし汁を吸ったそばも溶き卵に入れていただくこととなる。
7位は町田仲見世商店街。入り口に構える「マルヤ製菓」の看板メニューは40種類以上ある大判焼き。意外性とおいしさで町田の人々を魅了している。その向かいで連日行列を作るのが本場上海の味を継承した焼き小籠包のお店である。ほとばしるスープは豚肉の旨味がたっぷり。他にも「結き」はわずか5席の寿司居酒屋となっている。そして商店街の最古参は「市川豆腐店」。大きな豆腐におからが看板商品だがきゅうりのぬか漬けもあり伝統の味が若者にも受けている。
6位は富澤商店 町田本店。全国80店舗以上展開する製菓・製パン材料器具専門店となっている。小麦粉だけで50種類以上あり用途によって選べる。そして現在人気なのがご膳シリーズ。炊き立てご飯に混ぜるだけで立派な一品料理に早変わりする。またカスタードパウダーという商品は水を入れてかき混ぜるだけで簡単にカスタードクリームが作れてしまう優れもの。
5位は武相荘。戦後、日本の講話独立に尽力した白洲次郎。そして随筆家として活躍した妻の白洲正子。2人は昭和18年に町田に移り住んだ。生涯を通して愛した住処は市の北東部に今も残っている。明治初期に建てられた母屋は現在、ミュージアムとして保存され白洲夫妻のゆかりの品々を展示している。日本の美について多くの随筆を書いた正子はイヴ・サンローランを日本に招致するため尽力。2人の義理の息子である館長の牧山圭男さんについていくと電柱の柱を見せてそれは白洲邸専用とのことだった。そして立派な茅葺き屋根が残っていた。