自民・小林鷹之議員の事務所から中継。小林議員が総裁選への出馬を表明した。部屋の隅には小林議員の名前にもある鷹の置物がある。会見では鷹が古い羽を捨てて、新しい羽をはやすように党を刷新すると訴えた。会見で小林議員は裏金事件を踏まえ、「まずは信頼の回復だ」と訴え、党の活動費を透明化する考えを強調した。ただ小林議員は安倍派などの「裏金の問題」が指摘された中堅・若手議員の支援も受けている。こうした議員を政府の党のポストに起用するかを問われたのに対し、「国民の一定の理解が得られた時点で、適材適所の人事を行う」と起用に含みを残した。小林議員は大学時代、ボート部に所属していた。事務所にはボート部で実際に使われていたボートをこぐためのオールの先端が置いてある。小林議員に対しては党内から経験不足を不安視する声もある。ある側近議員はボート部時代に培った調整力をベースにチーム力でカバーしていくと強調した。