備蓄米の随意契約を巡り、野村哲郎元農水相は小泉農水相に対して備蓄米の随意契約を自民党の農林部会に諮らず決めてしまったとして「ルールを覚えていただかないと」などと発言。これに対し小泉氏は「ルールは存じ上げているつもりです」などと反論した。また野村氏は「私も米は買ったことがない」や「新米や備蓄米と比べてカルローズ米が1番まずかった」などとも話した。一連の発言についてFNNが野村氏を電話で直撃。「ルールを覚えて」という発言については「小泉さんが悪いことをしたとは思っていない。ただコンセンサスを得ながらやってほしかった」などと話した。江藤前農水相をかばったような発言については「家族が買うので自身で買ったことはない」と説明した。「カルローズ米がまずかった」という発言については試食したのが4年ほど前だとして「今の味は分からない」などと話した。こうした中、復興副大臣を務める鈴木憲和衆院議員は備蓄米放出について「物価高対策における平等さが欠けている」などと批判した。