神奈川・山北町で約9年前から建設が進められている高内川橋(仮)。全長約771m。インクラインは最大90トンまで運べる。新東名高速の開通には橋の建設が必須。今年4月までにのべ約47万人が仕事に従事している。仕事人たちは橋から車で10分の宿舎で暮らしていて、鹿島建設・大塚さんは100人以上を束ねる右岸側全体の施工責任者。橋造りの仕事人が肝に銘じているのは地元住民との心のつながり。橋は巨大な箱状の移動作業車を進めアーチを伸ばしていく。1回の作業で最大6.5m前進する。両サイドから作業車を進めること約3年、完成は間近。作業車を指揮するのは西方さん。この作業に不可欠なのは声による連携で、約350トンの重量物を動かすためバランスを崩すことが絶対にNG。作業開始から8時間、18人の作業は無事完了した。移動作業車が進んだ6.5mの中に型枠が造られ鉄筋が組まれコンクリートが流し込まれる。約9年の月日と約50万人の仕事人のチカラで橋は完成間近。山北天空大橋と命名された。
