岸田総理が単独インタビューに応じ2年間の実績を強調。焦点となっている衆院解散の時期や補正予算案については「いまは経済対策をはじめ先送りできない課題、一つ一つに一意専心し取り組んでいくに尽きる。いま解散については考えていない」などと述べた。あすで政権発足から2年。岸田総理と麻生副総理・茂木幹事長の間で緊張感が漂い始めていると言われている。衆院解散をめぐる岸田総理の発言によりさまざまな憶測が飛び交った。この時、麻生氏や茂木氏に相談しなかったとみられる。先月の党役員人事では茂木氏の続投が直前まで知らされなかった。専門家は党内の力関係への配慮を重視してきたと分析する。政権運営の今後について岸田総理は「努力を続けて変化を力にする。あすは必ずきょうより良くなる日本を実現したい」などと語った。