- 出演者
- 丸田絵里子 深澤朝香
オープニングの挨拶。
「ポスト岸田」を選ぶ自民党総裁選挙が、きょう告示される。政治改革などを争点に、今の制度になって最多の9人の候補による選挙戦となる見通し。岸田総理の自民党総裁任期の満了に伴う総裁選は、きょう告示され、過去最長の15日間にわたる選挙戦が始まる。これまでに9人が正式に出馬を表明していて、「ポスト岸田」レースはこの9人による戦いになる見通し。派閥の裏金事件を受けて政治不信が広がる中、政治改革や党改革が争点となるほか、経済や安全保障、社会保障など幅広いテーマをめぐり論戦が交わされる。衆議院議員の任期が残り1年あまり、来年には参議院選挙も控える中、誰が「選挙の顔」となるのか、投開票は今月27日。
立憲民主党の代表選挙に立候補した候補者4人が石川県を訪れ、能登半島地震の被災地を視察。意見交換会では雇用調整助成金の特例措置の期間延長を求める声が相次いだ。
9月だというのに猛暑日は全国で152地点もあった。記録的な暑さの影響で夏限定のイベントも延長される事態となっている。こちらのビアガーデンでは暑さが続いていることを受けて10月末まで延長することを決めた。都内のレストランのビアガーデン。元々は今月いっぱいで終える予定だったそう。いつどこでゲリラ豪雨が降ってもおかしくないこの暑さはまだまだおさまる気配はない。東京都心では34．2度と猛暑日に迫る暑さになった。9月中旬に34度を超えるのは21年ぶり。35度以上の猛暑日となったのは全国152地点と、今月に入り、最も多くなった。千葉県にある鴨川シーワールド。しゃちが観客に水しぶきを浴びせるサマースプラッシュは今月1日で終了する予定だったが、10月1日まで延長することにした。9月は秋物にシフトするというのがアパレル業界の常識だったが、暑すぎて商品が売れなくなった。そこで、季節を5つに分けて商品を展開することにしたそう。気象庁によると、最高気温が35度以上になる猛暑日は来週にかけても続く予想。
ビール大手4社がビール類の販売数量を発表（前年同月比）。サントリーは−11％、キリンは−3％、サッポロは−6％、アサヒは−6％。市場全体は−7％程度。去年10月の酒税改正で増税となり値上げした「第3のビール」の駆け込み需要の反動で数字が落ち込む。ビールの販売では前年同月比で＋8％。減税を追い風にビール回帰が続く。
12日告示される自民党の総裁選について上川外務大臣が出馬を表明し、総裁選は9人による争いになる構図がほぼ固まった。一方で野田元総務大臣は出馬を断念すると表明している。11日夜、小泉純一郎元総理が取材に応じ、息子の進次郎元環境大臣の総裁選出馬について初めて口にした。小泉氏は「やるからには頑張るしかないね」などと話した。その進次郎氏は11日、新潟の米農家を視察した。米の品薄が心配される中、新米の出来具合などを確認したほか長靴を履いて稲刈りを体験。この視察のあと総裁選について問われた小泉氏は「野田先生には推薦人になっていただきたいとお願いをした」と述べた。午後5時ごろ、急きょ会見を開いた野田元総務大臣。野田氏は出馬を断念し小泉氏の推薦人になると表明した。ベテランの野田氏が加わったことで、小泉陣営では厚みが増したとして歓迎する声が上がる一方、他の陣営からは冷ややかな見方も。一方、上川陽子外務大臣が11日、出馬会見を開いた。他の陣営からの引き剥がしなどもあり推薦人集めが難航した上川氏。10日、推薦人20人を確保できたものの麻生派の議員が9人とおよそ半分を占めた。既に駆け引きが始まっている自民党総裁選。12日、告示の総裁選は9人による争いになる構図がほぼ固まっている。一方、立憲民主党の代表選では4人の候補が能登半島地震の被災地を視察した。
日本時間の11日午前、米国の大統領選挙へ向けたハリス氏とトランプ氏による初めてのテレビ討論会が開かれた。討論会の冒頭、直接演題に向かおうとするトランプ氏にハリス氏が歩み寄る。2人による初めてのテレビ討論会。まず経済政策を巡って。トランプ氏はバイデン政権の経済政策を批判したうえで、私は我が国で史上最も偉大な経済の一つを築いたと強調した。不法移民を巡ってはこんな発言も。トランプ氏は、不法移民が犬や猫を食べているなどと主張。ところが司会者から事実に基づいていないと指摘される一幕も。CNNは討論会でのトランプ氏の発言について、30以上が虚偽だったとし、ハリス氏の虚偽は1つだけだったとした。ハリス氏はトランプ氏の発言中、あきれたような表情を見せるなどテレビ映りを意識した様子。対照的にトランプ氏はハリス氏の発言中、さほど表情を変えなかった。米国・ニューヨークではレストランに数百人が集まり両候補の討論に耳を傾けた。討論会後には、世界的人気歌手のこの人が沈黙を破った。若者を中心に大きな影響力を持つテイラースウィフトさんがハリス氏への支持を表明。ハリス氏にとって追い風となりそう。90分を超えた論戦、トランプ氏は報道陣を前に「私がすることは真実を話すこと」と述べた。一方、支持者の前に姿を現したハリス氏は「私たちは勝利する」とした。大統領選まで2か月を切る中、今回の討論会がどう受け止められたのか世論の動向が注目される。
関東各地で猛暑日となった影響で冷房などの電力使用が増えたため、東京電力パワーグリッドは11日、中部電力から午後4時半から30分間、電力の融通を受けたと発表。電力の融通は都心で36℃を記録した7月8日以来、今年に入り2回目。東京エリアでは電力の余力を示す「予備率」が、最低限必要とされる3％を一時下回った。
JNNのカメラが捉えたのはカンボジア南部の「リアム海軍基地」に停泊している中国の「コルベット艦」。いずれも中国の国旗が掲げられている。リアム海軍基地は中国の支援によって拡張工事が進められていて、アメリカや日本などは中国軍の海外拠点になるのではないかと警戒感を強めていて、今年6月にはアメリカのオースティン国防長官がカンボジアを訪れ直接懸念を表明していた。今回寄港の実態が映像で確認されたことで中国軍の拠点化が着々と進んでいる状況が明らかになったかたちだ。
韓国・プロ野球の観客動員が過去最多を更新。キーワードは「ピキピキ」。観客数は去年の1．5倍。8月の観客動員は900万人。前年比で＋300万人。若いファンが増える。平日は約850円の席もある。チアリーダーも爆発的な人気。KIAタイガースがブームのきっかけ。ピキピキダンスが大バズリ。YouTubeの再生回数は7300万回超。IVEがピキピキダンスを踊ったことでも話題に。人気の理由についてチアリーダーは「印象に残るのは5秒程度だから、より短く簡単で強烈にしてみんなが真似できるようにした」。男性より女性に人気。評判は海外メディアにも取り上げられる。米国・ニューヨークタイムズは、韓国の応援文化について「ロックコンサートのようだ」と表現。KIA応援団代表は「これが韓国らしさではないかと思う」。
11日、58歳の誕生日を迎えられた紀子さま。天皇皇后両陛下に節目のあいさつをするため、皇居を訪問された。誕生日に際し紀子さまは宮内記者会からの質問に回答。先週、成年を迎えた長男・悠仁さまについて「成年の皇族としての務めをひとつひとつ大事にして、経験を重ねて欲しい」と、母としての願いを綴られていた。一方で明かされたのは偽らざる思い。秋篠宮家に向けられる批判に触れると「心穏やかに過ごすことが難しく思い悩むことがあります」。秋篠宮家は小室眞子さんの結婚をめぐる一連の出来事以来、ネット上などでバッシングともとれる批判に晒されてきた。現在も来年春に高校を卒業される悠仁さまの進学先などをめぐって、憶測を伴う様々な情報が飛び交う。側近トップからは「根拠のない情報が流れているように見受けられる」と苦言も。紀子さまは自身について「体調に気を付けながら今後の公的な務めを果たせるように努めてまいりたい」と綴られている。
佳子さまが日本工芸会などが主催する「日本伝統工芸展」授賞式に出席された。これに先立ち、展覧会の会場を訪問。陶芸や染織などの優れた工芸品を鑑賞された。自ら「総裁賞」に選んだ器について、「見る角度によって色と輝きが変わりますね」などと感想を述べられた。展覧会には入選した546作品を展示。
エンディングの挨拶。