東京・北区の国立印刷局 東京工場では新紙幣がすられていて、20枚づつ1万円札を印刷していき、これを裁断して1000万円の束を帯でまいていく。そして、1億円の束を作っていく様子が見られる。1日に刷られるお金の数は秘密という。工場の周囲は高い塀に囲まれ、窓にも侵入できないように金網が設置されている。工場の脇には渋沢栄一のパネルが設置され記念撮影を行う人も見られる。新紙幣は日本銀行へ輸送されるが、新紙幣の両替は原則4日からとなっている。あすの両替はできないという。一方で三井住友銀行では窓口やATMで現金を引き出すと新紙幣が混ざっている可能性があるという。街で話を聞くと、あすの朝に新紙幣を狙いたいと話す人の姿も見られた。新紙幣が印刷されたのは2021年のことで、当時の麻生財務相はホログラムは世界中にもないのではないだろうかと話す様子を見せていた。