きのう行われた衆議院選挙で自民党は単独で衆議院全体の3分の2を超える316議席を獲得した。まもなく高市総理が出席し、臨時の役員会が開かれる。高市総理は先程自民党本部に入った。役員会に先立ち麻生副総裁と会談している。今朝から自民党関係者を取材すると大勝した高揚感を通り越した危機感を感じる。ある自民党幹部は「これだけ議席を持ったからには責任も重い」、別の幹部職員は「これからは厳しい目が注がれる。新人教育が大変だ」とも話している。今回自民党で当選した316人のうち新人は66人、実に議員5人に1人が新人となる。新人議員でいえば2005年の小泉総理の郵政解散で当選した83人は“小泉チルドレン”と呼ばれた。当時は「早く料亭に行ってみたい」と話す新人議員が物議を醸すなどしたが、自民党幹部は「あの二の舞いにはしない」と話し、新人教育の新たな組織を立ち上げると話していた。一方で「若手議員の教育には派閥復活が一番いい」と旧安倍派の当選者は話す。旧安倍派の別の当選者は「今回は閣僚続投だろうが秋の人事が大変だ。ポストの争奪戦になる。さらに高市首相は総裁選の票集めで旧安倍派に世話になった。分かるでしょ。」と新人教育だけでなく閣僚ポストの獲得のための派閥の役割も口にした。高市総理は党勢拡大のウラでどうガバナンスを効かせるのか新たな課題にも直面する。
