内閣改造自民党役員人事で、高市首相は政権の骨格ともいえる自民党の鈴木幹事長、麻生副総裁、木原官房長官を続投させる方針を固めた。高市総理は自身の後ろ盾となっている麻生氏を中心とした体制を維持し、来年の自民党総裁選を見据えて党内の基盤固めを優先する形。鈴木幹事長について政権幹部の1人は、「骨格というより大骨格。むしろ代える方がおかしい」と話している。続投させる理由については、大勝した今年2月の衆議院選挙を幹事長として取り仕切るなど、安定した当運営をあげている。また高市総理は鈴木氏の義理の兄で、去年の総裁選で勝利の流れを作った麻生副総裁も続投させる方針。麻生氏と鈴木氏はともに財務大臣経験者で、消費減税には慎重な立場だったが、最終的には高市総理の強い意向を受け入れた経緯もある。自民党内からは「減税をのんでもらった時点で麻生氏、鈴木氏は代えられない」との見方も出ていた。政権の要の木原官房長官も続投させる方針。今後の焦点はライバルと目される閣僚らの処遇。また連立パートナーの維新から誰をどのポストで初入閣させるか。高市総理は今月下旬に国連総会出席のためニューヨークを訪れる予定で、その前後のいずれかで人事を行う方向で調整している。
