TVでた蔵トップ>> キーワード

「黎明」 のテレビ露出情報

帝国ホテル東京は国家の迎賓館としても機能した。このホテルは現在三代目でその場所は東京のメインストリートの日比谷通りにある。都会のオアシスの日比谷公園と向き合うようにそびえ立つのが帝国ホテル。開業は明治23年で地上17階建てで地下三階の鉄骨鉄筋コンクリート造で、客室数は570室あり外壁が鈍色に輝く建物はうえから見ると十字にクロスしている。低層部にはインド産の石を5000枚張り巡らせたぬくもりのある装飾。これには 設計者の密かな狙いがあるという。世界中VIPや著名人がこのホテルを訪れた。その館内を紹介。その所作と佇まいに一流の品格があり、フロントスタッフや客室係など1700名がこの巨大なホテルを支えている。いち早く季節を感じることのできる鮮やかなフラワーアレンジメントや天井に輝くシャンデリアは368枚のガラス板が使用された造形作家の多田美波の作品。ロビーのラウンジでは、同じく多田美波の作品が。高さ8m、幅25mのこの壁は7600個のガラスブロックを用いて海辺の夜明けを表現している。
メインロビーの一角には重厚な大谷石のレリーフがあり、様々な幾何学の装飾がある。明治23年開業の初代帝国ホテルは、明治政府と財界が一体となり日本の迎賓館として作られた。設計は内務省建築局の渡辺譲。初代本館は木骨煉瓦造の三階建で、世界各国の一流の家具や調度品を設えた最高級のホテルだった。二代目の帝国ホテルは建築家のフランク・ロイド・ライトが手掛けた。大正12年に通称ライト館が竣工した。圧倒的な存在感の建物は、鷲が翼を広げたような威厳あるアシンメトリー。大谷石とテラコッタを組み合わせた壮麗な造形になっている。また幾何学的に積み重なった装飾はその美しさから東洋の宝石と讃えられた芸術性豊かなホテル。そのホテルにはマリリンモンローとジョー・ディマジオが。その時記者と受け答えしたマリリンモンローの有名な「シャネルの5番よ」というセリフはライト館で生まれた。ライト館が竣工して今年で100周年になり、この幾何学的装飾のレリーフこそ東洋の宝石の限りないオマージュだったという。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.