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「黒田一成」 のテレビ露出情報

埼玉県川越市で毎月28日に開催される「川越成田不動尊蚤の市」を訪問。骨董市で買った品の代金を支払う代わりに家を見せてもらう。早速、76歳の戦国マニアの男性・井澤さんが番組の依頼を快諾してくれた。骨董市での買い物代8500円を支払い、井澤さんの家へ。奥さんが9年前に亡くなられてから独りで暮らしているという。玄関には江戸時代の伊万里焼などが展示されており、家の中には刀の鍔が画鋲で飾られていた。2階には家臣、足軽などの鎧の銅部分がずらりと並び、中には加藤清正の足軽のものも。加藤清正は豊臣秀吉に幼少期から使えた家臣で肥後の半国を与えられ熊本城主となった。「武士の館」をイメージしたという部屋を見せてもらうと上杉謙信の養子で豊臣五大老の独りだった上杉景勝の甲冑が。また、石田三成の家紋が入った鎧も所持しており、関ケ原の戦いの際、三成の足軽がつけていたものだという。上杉景勝の甲冑の隣には森蘭丸の甲冑が飾られていて、兜には「南無阿弥陀仏」の文字がついていた。井澤さんは「集めたものをどこに納めていくかっていうことです。いずれ死ぬんだから置いていてもしょうがないでしょ」と語った。
取材から7年後、井澤さんの家を再訪問。家の中ではちょうど日本刀の品評会が開かれていた。目玉は800年前の平安末期~鎌倉初期の武士の刀。できた当時の姿のまま伝わってきた刀は何百年も誰の手も加わっていないという。さらに今回、前回訪問時から収集した貴重な甲冑コレクションを新たに見せてもらえることに。井澤さんは徳川家康の弟・内藤信成、黒田官兵衛の息子・黒田一成の貴重な甲冑に並び伊達政宗の甲冑まで所持。兜の前立ては伊達政宗といえば皆が連想する弦月のものではなく、半月。弦月を廃止した後に政宗が使用していた兜だという。7年ぶりに会った井澤さんは趣味を通した仲間との時間で人生をより充実させているようだった。

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