今朝の閣議で岸田内閣は閣僚らの辞表を取りまとめ総辞職した。岸田総理の在職日数は歴代8位となる1094日間で、総辞職にあたり岸田総理は「経済、社会、外交の各分野において『変化を力にする』取り組みを着実に進めてきた」などとする談話を出している。退任する閣僚からは近く行われる解散総選挙をにらんだ発言が相次いだ。現在、衆議院本会議で岸田総理の後継を決める総理大臣指名選挙が行われていて、まもなく自民党・石破総裁が第102代内閣総理大臣に指名される。その後、参議院でも指名されたあと直ちに組閣に着手し、今夜には石破新内閣が発足する。一方、野党側は石破総裁が総理に指名される前から今月27日に衆議院の解散総選挙を行う考えを示したことに反発。野党側は石破総裁が総裁選の際に主張していた通り、“衆議院を解散する前に十分な論戦を行う必要がある”と主張し、予算委員会の開催を求めている。