争奪戦が始まったエンゼルス大谷翔平。メジャーでプレーした年数が6年を超えると、どの球団とも契約が可能になる。各球団が熱い視線を送る日本人選手は大谷の他に、山本由伸・今永昇太・前田健太・松井裕樹などの名前が上がっている。注目されるのが、大谷翔平がどれくらいの年俸をもらうのか。今季開幕前の年俸ランキングでは、1位にシャーザー投手・バーランダー投手が約65億円、3位にジャッジ外野手が約60億円と続き、大谷は15位の約45億円だった。ESPNは大谷の新たな契約について、10年総額約790億円になると見込んでいるので、その通りなら年俸約79億円で一気にトップに躍り出ることになる。大谷を獲得する球団について、メッツやジャイアンツなどがあるが、複数メディアが最有力と上げているのが名門ドジャース。エンゼルスと本拠地が約50kmしか離れていないため環境の変化が小さく、温暖な気候は肘の負担が少ないとされている。手術を行った医師がチームドクターとしてドジャースに所属していて、投手復帰に向けてのリハビリにも好都合。さらに打線の中核を担っていたマルティネス選手と契約更新しなかったことが、大谷へのアピールとの見方もあるという。大谷はシーズン終盤まで優勝争いできる状況を熱望していたが、エンゼルスは9年連続でプレーオフを逃している。森さんは、気候的にも肘の回復のためにも、場所的には良いなどとコメント。ア・リーグMVP候補に、大谷などが上がっている。ナ・リーグ新人王候補に、千賀滉大などが上がっているが、ダイヤモンドのC.キャロルの評価が高いという。