衆議院の3つの補欠選挙は、一部を除き午前7時から投票が行われている。各地の選挙管理委員会によると、東京15区の午後6時現在の投票率は21.62%で、前回3年前の衆議院選挙と比べて11.69ポイント低くなっている。また、島根1区の午後6時現在の推定投票率は30.04%で、前回と比べて4.15ポイント低くなっている。長崎3区の午後4時現在の投票率は15.90%で、前回と比べて13.20ポイント低くなっている。一方、期日前投票をした人は、東京15区では有権者のおよそ13%、島根1区ではおよそ24%、長崎3区ではおよそ15%だった。今回の補欠選挙は、自民党の政治資金問題が明らかになって以降、初めての国政選挙で、政治とカネの問題や経済政策、人口減少対策などを巡って、激しい論戦が交わされた。選挙結果は、岸田総理大臣の今後の政権運営や、衆議院の解散戦略に影響を与えることも予想される。投票は一部の投票所を除いて今夜8時までに締め切られ、開票が順次始まることになっている。