年賀はがきの全国発行枚数が今年はピーク時の3分の1程度になるなどはがきの需要が減る中、昨日総務省がはがきの値段を63円から85円に値上げする方針を発表した。この他手紙は25g以下も50g以下も1区分に統一されて110円に値上げされた。これは消費税増税を除いて約30年ぶりの値上げだという。他にも定形外郵便やレターパックも値上げされる方針で、日本郵政は来年秋にも値上げする方針だという。日本郵政の郵便事業の営業損益は郵政民営化後初となる211億円の赤字で、総務省によると値上げをしなければ2027年度には3000億円以上の赤字が見込まれるという。メール・SNSの普及による需要減に加え、人件費や燃料費の高騰が追い打ちをかけている形となっている。専門家は郵便はある程度必要で需要が無いわけではないので、値上げで延命しながら経営の効率化を図っていく必要があるとのこと。スタジオでは地方では郵便局を中心にコミニュティが出来ていたりもするので寂しい気分になるなどの話があがった。