アームレスリング女子世界一に輝いた竹中は、横浜市の道場で男性を相手に練習している。アームレスリングは腕だけでなく全身の筋肉が必要とされる。週6日、ジムに通って鍛えている。ダンベルを使ったトレーニングでは徐々に重さを上げていく。自宅に帰ってからもチューブや懸垂などでトレーニングをしている。普段の仕事はスポーツジムのパーソナルトレーナーをしている。高校卒業してトレーナーの資格を取得し、競技に役立ててきた。5キロ級で世界一になった竹中には、階級関係なく世界一になることが目標だと話した。さらにプロで活躍できる選手になりたいと考えている。海外ではプロリーグも存在するが、国内ではマイナー競技。竹中の父親は元アームレスリングの選手。その影響で10歳から競技を始め、父に教えてもらい強くなっていった。年に3回は岐阜の実家に帰り、父の指導をあおぐ。