ドジャースの歴史には日本の野球との深い関わりがある。1956年には日米野球でドジャースが初来日し巨人と対戦した。1961年から巨人はドジャースのキャンプ地“ベロビーチ”で合同キャンプを実施。ここでメジャー流の戦術を学び巨人はV9の黄金期を迎える。元オーナーのピーター・オマリー氏は、父・ウォルター・オマリーが長嶋茂雄に注目していたことを明かした。1958年にドジャースは西海岸へ移転し、37年後に野茂英雄がメジャーで誕生した。オマリー氏は「大谷はドジャースと日本の長年の関係を知った上で入団したと思う」などと語る。