菊田拡和は巨人から戦力外通告を受けた。23歳でプロ5年目。直近5年間で戦力外の選手の平均年齢は28歳。高校通算58本塁打を放ちドラフト3位で巨人に入団した。巨人の4番候補として将来を属望された選手だったが5年間で一軍出場は6試合だった。12球団合同トライアウトを受けると決めた。トライアウトを決めたのは自分のためだけじゃなく両親のためでもある。菊田の実家を訪問すると息子専用の練習場があった。選ばれた時の瞬間の話を父がした。その後もプロになった後も父はアドバイスをしたり練習に付き合った。その後一軍に昇格したがわずか16日後に二軍に降格した。2024年は開幕前に腰のヘルニアで戦線離脱で約5ヶ月間リハビリし復帰は8月。その2ヶ月後に戦力外通告となった。両親はその時の心情を話した。