ボクシングのパリオリンピック日本代表が練習を公開。2大会連続で出場するのが岡澤セオン。3年前の世界選手権で日本選手では史上初の優勝。パリでも金メダルが期待されている。ボクシングには勝敗の基準やルールが異なるプロとアマチュアがあり、オリンピックにはアマチュアボクシングの選手が出場。しかし、アマチュアボクシングは大学卒業後に続けられる環境が少なく、若いうちからプロに転向する選手も多い。プロから誘われたこともある岡澤がアマチュアにこだわる理由は「アマチュア」という名前がゆえに「プロボクシングの下」と見られることが悔しいため。アマチュアボクシングを続けられる環境のために行っているのが自らスポンサーへ営業活動。多くのアマチュア選手は仕事をしながら競技を続ける中、岡澤はアマチュア選手で初めて自ら集めたスポンサー収入だけで活動している。現在では15社がサポートしている。岡澤は「プロと同じぐらいのお金がアマチュアで稼げて強かったらアマチュアにいる。それを変えたいから僕はこの世界に残りたい。僕がアマチュアボクシングの入り口になることができるように金メダル取りたい」と話した。清水も普及活動を行っており、「今は普及活動の準備期間として海外に足を運んでいる。先週もフィリピンに行ってきて空手のどんなところを知りたがっているのかインプットして準備したり勉強したりしている」等とコメント。