森保一監督は22年のサッカーW杯で強豪国を破り、ベスト16に貢献した。上手い選手を揃えれば強いチームができあがるのか尋ねられると、監督は「できるかもしれないですけど、できないことが多い」と話す。ポジション争いでは二番手かもしれないが、チームの機能性を高める上では起用することもあり、選手の様子、練習状況を観察している。サッカーW杯で日本代表が優勝するなど夢物語と笑う人もいるかもしれないが、先般のW杯で日本がPK戦で敗れたクロアチアは3位。監督は「優勝を目指しているから、足りないものがわかる。できることが整理できる」と語った。監督は小学6年でサッカーを始め、高校時代には1度、退部していた。離れてみてサッカーが好きだと気づき、監督に頭を下げて再入部したという。森保監督は本当に好きだと思えることを見つけることの大切さを語った。