過去12回のW杯でのPK戦を分析すると、先攻と後攻とで勝率に明らかな差はなかった。なお、ドンナルンマはボールボーイにデータのメモを奪われ、イタリアはPK戦で敗れてW杯出場を逃した。上田氏はデータを分析するなか、「PKで先に失敗したチームは85.7%で敗北する」と話す。1人目が失敗すると、73.7%の確率で敗北する。柿谷氏は1人目は失敗しても許容してくれるだろうと思って、手をあげていたという。「なぜ超一流選手がPKを外すのか サッカーに学ぶ究極のプレッシャー心理学」によると、カタールW杯では試合終了からPKまで、監督による指示が長いほど敗戦する傾向にあった。森保JAPANでは挙手制だった。柿谷氏はデータを重視しつつ、データや理屈じゃないプレーにも期待した。
