今年日用品で売れたものランキングを紹介。2位は口紅、3位はコロナの検査薬やキットなど。前年と比べて1.6倍ほど売れているという。口紅は“脱マスクの流れ”を感じさせる結果になった。検査薬は、10月以降は前年割れし“脱コロナ”のような動きも見えてきたという。4位はビタミン剤で、外国人観光客が多く買ったという。5位は総合感冒薬。6位は鎮咳去痰剤で、特に龍角散が中国の人に人気で、SNSには喉の痛みや不快感などの症状に効くという情報が拡散。買い求める人が急増したという。7位は頬紅、8位は乳酸菌飲料、9位は日焼け・日焼け止め、10位は口腔用薬。1位は強心剤で、外国人観光客がよく買われたという。日本製の医薬品を「神薬」と呼んで爆買いし、中国や台湾の人々の間では人気だという。2020年には外国人観光客が激減し売り上げを下げていたが、今年は増えているという。「救心」など代表する商品名が漢字表記だからか、漢字圏からの観光客に安心感があるという分析がある。販売苦戦ランキングの1位は体温計、2位は殺菌消毒剤、3位はマスクで、脱コロナの色が濃く出たという分析。今回の調査について担当者は、「円安が収まる気配もない。中国からの観光客が本格的に戻ればこの流れはもっと堅調になる」などとした。