古門成年氏が解説。米中関税交渉への期待が相場全体を支えているという見方。東京市場が連休の前まで一方的に7日連続で上昇、トランプ関税の前の水準近辺まで戻してきている。JR西日本、今期順礼金見通しが過去最高。今年の高値を更新している。一部証券会社の目標引き上げなども追い風になった。西日本ということでインバウンド需要を持っている。さらに大阪・関西万博の効果も寄与している。ただし、今期の好業績。インバウンドもいまは頭打ちになってきている人が多い、消費も頭打ちになってきている。来期以降は万博の特需の反動も警戒が必要。INPEX、3日ぶりの反落、原油安。ニューヨーク原油先物相場が一時4年ぶりの最安値をつけている。産油国が減産すると供給が過剰になり、原油安になるという懸念から売られている。現状は世界景気の減速、原油需要が振るわない、そういったところも重荷になっているようだ。