トランプ政権の厳しい入国管理措置の影響で、アメリカで試合を予定する一部の出場国やサポーターが厳しい状況に置かれている。アメリカと軍事衝突を繰り返しているイランは、1次リーグの3試合全てをアメリカ国内で予定しているが、コーチやトレーナーなどが入国ビザお発給を拒否された。キャンプ地をアメリカからメキシコへと変更を余儀なくされた。また試合前日にしかアメリカに入国できず、強行軍での試合となりそう。またイランサッカー連盟は、本来FIFAの規定でイラン戦の観戦チケットの8%が割り当てられるはずだが、これが取り消されたという。イラン側は「国際大会の精神や参加国間の平等の原則に反する」と非難。アフリカのソマリアは、出場国ではないが審判として参加予定のオマル・アルタンさんが入国拒否された。イラクはエースストライカーの選手がアメリカの空港に到着した際、7時間近く事情聴取された他、チーム所属のカメラマンが入国拒否された。アフリカから出場する3カ国は、多数のサポーターがビザの発給を拒否されたという。トランプ政権は、安全保障の脅威からアメリカを守るためとして、39カ国に対し入国やビザ発給を全面・部分的に制限。国際スポーツ大会の選手など例外措置も設けているが、ケースバイケースで審査されているという。FIFAは、ビザの発給や入国管理は開催国政府が決定することなので関与しないという立場。FIFAの会長は、FIFA平和賞を去年12月にトランプ大統領に授与。こうした対応について、「会長は大会の円滑な運営を確実にするため大統領の歓心を買うことに何年も費やしてきた」などと報道されている。入国拒否されたソマリアの審判は、ソマリアに帰国した際に空港で大勢の人に迎えられた。
