28日、万国博覧会の開催地を決める博覧会国際事務局の総会がパリで開かれ、2030年万博をサウジアラビアの首都・リヤドで開催すると決定した。2030年万博にはリヤドの他韓国・釜山、イタリア・ローマが立候補していたが、リヤドが2つの都市を引き離し選出された。リヤド万博は2030年10月~2031年3月に開催予定で、期間中4000万人の観光客訪問を期待している。一方、総会でロシアは2025年大阪・関西万博についてホスト側とのコミュニケーションの欠如を理由として不参加を表明。ロシアのウクライナ侵攻を巡り日本との関係悪化が背景にあるとみられる。