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「5154B」 のテレビ露出情報

取材を始めたのは6月。三上紗也可は翌月の世界選手権に向けて合宿を行っていた。三上紗也可の代名詞とも言える技が「5154B」という技だという。寺内健は三上紗也可について「大きい選手ではないが、そう感じさせないジャンプ力とダイナミックに飛べる技術力がある」と評している。三上紗也可は安田千万樹コーチの指導を受けながら修正を続けた。
7月2日。三上紗也可はパリ五輪代表内定がかかった世界選手権に向けて、調整のために国内大会に出場した。大会で世界選手権に向けて三上紗也可の仕上がりが順調な様子がわかった。三上紗也可は鳥取県米子市のプールで飛び込みを始めたという。そこに安田コーチがおり、それからコーチの指導を受けて上達し、国内大会で優勝するまでに力をつけた。そして東京五輪に出場することができたが、飛び込みに失敗してしまい、プレッシャーに負けないことが大きな課題になった。
7月21日。パリ五輪出場をかけた世界選手権当日を迎えた。大会には各国のトップ選手が集まり、中でも陳藝文が注目を集めた。結果は優勝が陳藝文で、三上紗也可は7位という結果で終わった。結果を受けて三上紗也可は「誰のために飛ぶのか」と思うようになり、コーチもこれまで通りの指導で良いのか悩んでいた。
次に出場するのはドイツで行われる国際大会だ。そこで再び陳藝文と相対することになった。それから練習で三上紗也可は自分の意見をしっかりと伝えるようになっていった。
8月。ダイビングW杯に出場するために三上紗也可とコーチはドイツのベルリンを訪れた。大会には多くの選手が出場した。結果は三上紗也可が2位で、陳藝文選手が1位という結果だった。しかしトップとの差はわずか1.5点だったという。
三上紗也可は飛ぶことのへの迷いについて「吹っ切れました。自分が結果を求めなくても納得する演技をすればいいんだと思えるようになった」と語った。

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