スケートボード女子パークで15歳の開心那が銀メダルを獲得した。スケートボード「パーク」はすり鉢状のコースを45秒間滑走し、技の難易度・完成度などで競う。3本滑走のうちベストスコアで順位が決定。予選で全体トップの高得点をマークした開と初出場の草木ひなのが3位に着けて共に決勝進出。一方、オリンピック初代女王の四十住さくらが予選敗退。迎えた決勝。草木は空中で1回転半する大技「540」の着地に失敗。一方で12歳で東京五輪に出場した開は日本選手として夏季大会史上最年少の銀メダル獲得。あれから身長が22cm伸び、より迫力のある滑りを可能にした。トップに僅かに及ばず悲願の金メダルとはならなかったが、2大会連続の銀メダルを獲得した。開は「本当に嬉しいし後悔のない大会」と話した。土井レミイ杏利は「金メダルには届かなかったが、プレッシャーのかかる場面で守りに入らず、彼女にしか出来ない技を決めたりと、最後まで攻めた結果、順位を1つ上げたところは震えた」等とコメント。