軍艦島の鉄コン筋クリート建造物を巡っては劣化や崩壊について世界の建築業界から注目が集まっている。1916年に建設された日本最古の鉄筋コンクリート製アパート 30号棟はロの字型の構造で、中には部分から明かりを取り込める造りとなっている。2025年現在では建物全体がひび割れて崩壊寸前となっていて、端島小中学校も増築した7階部分が倒壊している。軍艦島のほぼすべての建造物の建築に携わってきた清水建設は2025年12月に端島小中学校のグラウンドに新たに72号棟を建設する。軍艦島では現在島内の見学ルートを拡張する計画があり、これに伴って建物の補修も行われる。新たな72号棟は観光客や調査員の緊急避難目的で活用され、災害復興での応用のための研究も兼ねている。他にも清水建設は島のほぼすべての実測調査を行っていて、島の建物内をバーチャル体験するソフトも開発した。
