歌手・松崎しげるさんは74歳となった今も現役でパワフルにステージをこなしている。圧倒的な歌唱力は日本だけではなく、海外でも話題になっている。日本の懐メロのような韓国特有の音楽ジャンル「トロット」の歌姫を日本で発掘するオーディション「トロット・ガールズ・ジャパン」で、松崎さんは審査委員長を務めている。これがきっかけとなり、本場・韓国で歌声を披露した。松崎さんはデビューから54年、現在も最前線で走り続けている。松崎さんは音楽に癒やされながらプロ野球選手を夢見ていたが、ケガによりその夢を断念。その後アマチュアバンドを結成し、57年前に宇崎竜童さんから「プロでやらないか」と声を掛けられ、1970年にシングル「8760回のアイラブユー」でソロデビューした。