文化財の多くは、保護のために自由に研究できるチャンスが限られている。8K文化財プロジェクトでは、そうした制限を無くすことで新たな発見に繋げてもらうことが目的の1つ。こうした技術は、教育分野やイベントなどでも活用していきたいと考えている。去年7月に新たな事業のあり方を模索してもらおうという取り組みを行った。東京や大阪など仏教美術を学ぶ4つの大学をオンラインで結び、8K文化財の仏像を使った合同授業を実施。製作された3DCGは、地域局のイベントなどにも使われている。NHKプラスクロスSHIBUYAで「8K中尊寺金色堂」を2月7日~3月31日まで体験できる。